『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ [本]
『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ
最後の5分、全てが覆る。あなたは必ず、2回観る。
娘と行った洋画の予告で見た、この『イニシエーション・ラブ』のうたい文句が気になり、見たい見たいと思いながら見なかった作品。
文庫本が本屋に並んでいたので、本で読んでみることにした娘。
そして読み終わった本を借りて私が読む番。
読み終わった後は必ずもう一度読み返したくなる。
これが小説のキャッチフレーズ。
お話は静岡に住む若者の恋愛物語。
どこにこのお話のどんでん返しのキーが隠れているのかと、
かなり慎重に読んだんですけど、
結局最後までわからずに読み終わってしまいました。
私としたことが、大切な2行を無意識で読み過ごしてしまったようです。
その部分に戻りもう一度読むと…
あ!?
分かり始めると大変です。
確かに、そこはもともと気になってたのよ!
とか
それはやっぱり仕掛けがあったのね!
とか
もう一回確認しながら読みたくなってしまうわけですね!
すごいです。
人間の思い込みをうまく利用した完璧なトリックっていうか、
こりゃ、すごい見事な作りのミステリーでした。
ただし、これを実写化するのは不可能なのではないでしょうか。
だから、映画も見たくなります。
乾くるみって、名前から女性かと思ったら、
推理作家で男性みたいです。
文庫本には帯がついていたんだけど、
これが太いの、
殆ど本全部隠れてます。
あんまりおもしろかったので、
会社のデザイナの子に勧めて貸しちゃいました。
むりやりじゃないよ…
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