『高校入試』湊かなえ [本]
久々投稿
もう読んだ本の記録も途絶えちゃって、
遡って思い出すのは不可能な感じです。
昨日読み終わったのは
『高校入試』 湊かなえ
娘に借りて読みました。
まさに高校受験の真っ只中で、週7日塾に行き、夜遅くまでがんばってる娘。
夏までは部活でクタクタ。
今は勉強でネムネム。
がんばれ~あと3か月。
本のインプレッションはですね、最初、わかりにくかったんです。
変わった書き方で、その上アガサ・クリスティーのように登場人物が一気に、そして多い!
誰が主人公なのかも、ちょっとわかりづらく、感情移入できない感じ。
でも、後半、だんだん核心に迫ってきてからは、テンポもよく、ぐぐっと心を掴んできました。
涙溢れる悲しい事実にも直面し、胸が締め付けられもしました。
ふーむ、なかなか面白かったです。
高校は、人生の一つの通過点。
最善を尽くし、後悔を残さないよう、でもそれが通過点であることを忘れず、常に成長していって欲しいと、自分の子供たちに願います。
les temps heureux