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『洞窟オジさん~荒野の43年』 加村一馬 [本]

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『洞窟オジさん~荒野の43年』 加村一馬

友人が読んだという本

中学生の男の子が家出をして、山でサバイバル生活をし、
大人になり、社会への復帰をしてくお話でした。

壮絶山中生活!

知恵があったから生き延びることができましたな。

字が大きくあっという間に読める自伝でした。

疑問なのは友人の本の選択基準・・・と思って調べたら
この本はドラマ化されていたんですね。

リリー・フランキーがオジさん役で。

どんな壮絶ドラマになっていたのか、
見たかったです。^-^


がんばれオジさん。


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『平成ボトルブルース』庄司太一 [本]

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『平成ボトルブルース』庄司太一

庄司さんといえば日本を代表するボトルコレクター

テレビなどにも出演されているはず。

私はデザイナーなりたての頃、当時上司のO部長に連れられ、
庄司さんのご自宅に伺った記憶があります。

そして、今、ボトルシアターと呼ばれている
ガラスびんが沢山置いてある(飾ってある?)別棟を案内していただきました。

あの頃はまだそんな雰囲気ではなかったけれど、
今は300円入館料かかるようです。


当時、とても楽しく拝見した記憶はありますが、
古い古いびんが本当にたくさんひしめき合っていたあの建物は
今の私には恋い焦がれる空間。

今再び訪れたら、なかなか帰る気にはならないでしょう…。


ガラスびんを愛する師匠として、
会社においてあったこの本を読んでみました。

庄司さんの生き方、考え方などボトルを通して表現され、
ボトルディギングのことにも少々触れてありました。

『びんだまとばそ』が会社にあったはずなのになくなってるんだよね。

今度探して読もうと思います。

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『にょにょにょっ記』 穂村弘 [本]

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大学時代の友人が「読んだ」とインスタに上げていたので、
どんなもんやと読んでみました。


『にょにょにょっ記』 穂村弘 

挿絵のフジモトマサルさんの絵がおかしいです。


内容は日記調で毎日書き込まれている感じですが、
作者の頭の中がおもろすぎです。

読んでいてにやにやしてしまいます。

時にはぷっと吹き出してしまうお話も。

通勤の電車が読書タイムな私は、
くっくっくと笑ったり、にやにやしたり、
不気味なオバサンだったでしょう…。

『にょっ記』『にょにょっ記』に続く第3弾だったらしく、
前作も読んでみるかな。


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『ALL ABOUT BOTTLES ガラスびんの文化誌』 [本]

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『ALL ABOUT BOTTLES ガラスびんの文化誌』

現代ガラスパッケージングフォーラム編



ガラスびんにまつわるお話が101話収められた本。

ラムネびんの話、映画の話、一升瓶の話、容量の話…


これ知っといたらちょっと使えるよ

っていう話もそう沢山はないし、ガラスびん好きな人でないとおもしろくないかも。

好きでないと手にしないか、こんな分野。


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タグ:ガラス
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『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ [本]

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『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ

最後の5分、全てが覆る。あなたは必ず、2回観る。

娘と行った洋画の予告で見た、この『イニシエーション・ラブ』のうたい文句が気になり、見たい見たいと思いながら見なかった作品。

文庫本が本屋に並んでいたので、本で読んでみることにした娘。

そして読み終わった本を借りて私が読む番。


読み終わった後は必ずもう一度読み返したくなる。

これが小説のキャッチフレーズ。


お話は静岡に住む若者の恋愛物語。
どこにこのお話のどんでん返しのキーが隠れているのかと、
かなり慎重に読んだんですけど、
結局最後までわからずに読み終わってしまいました。

私としたことが、大切な2行を無意識で読み過ごしてしまったようです。

その部分に戻りもう一度読むと…

あ!?

分かり始めると大変です。

確かに、そこはもともと気になってたのよ!

とか

それはやっぱり仕掛けがあったのね!

とか

もう一回確認しながら読みたくなってしまうわけですね!


すごいです。

人間の思い込みをうまく利用した完璧なトリックっていうか、
こりゃ、すごい見事な作りのミステリーでした。

ただし、これを実写化するのは不可能なのではないでしょうか。

だから、映画も見たくなります。

乾くるみって、名前から女性かと思ったら、
推理作家で男性みたいです。

文庫本には帯がついていたんだけど、
これが太いの、
殆ど本全部隠れてます。

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あんまりおもしろかったので、
会社のデザイナの子に勧めて貸しちゃいました。

むりやりじゃないよ…


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『プリズム』 百田直樹 [本]

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『プリズム』 百田直樹


ちょっとお騒がせ百田直樹氏の本を読むのは、
『永遠の0』、『海賊と呼ばれた男』に続き、3作目。

でも、あれれ、
職場の男子との話にのぼったので読んでみたけど、
全然雰囲気違うのね!

物語は30代既婚女子の「私」の言葉ですすめられています。

出会った多重人格、それも1人の中に何人もの人格が住んでいるという、
稀な男性とのお話。

内容はわりかしおもしろいんですが、なんかその語り口調が安っぽく感じて、
嫌悪感を持ちながら読みました。

男性の作者が、女性一人称を扱うって、難しいんでしょうか?

終盤、物語が盛り上がっていく感じはやっぱり上手で、
引き込まれました。

本当に多重人格の人っているんでしょうか。

いるから、ジキルとハイドとか、そんなお話があるんですよね…。


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『ボトルは語る』 三石博 [本]

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『ボトルは語る』 三石博

薩摩焼酎の『神の河』のボトルデザインに関わったことで
ガラスボトルの魅力に憑りつかれたデザイナー三石氏の自書。

『神の河ライト』や『ヌーベル月桂冠』などステキボトルをデザインした三石氏。

ボトルデザインにまつわるアイディアやプロセスなど書いてあります。

そしてすっかりガラスに魅せられた末、行きついた先とは…。

なんと、ガラスにがっちり心を掴まれたおひとりでしたか。

私もそうですヨ。


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『スクラップ・アンド・ビルド』 羽田圭介 [本]

芥川賞受賞作品

『スクラップ・アンド・ビルド』 羽田圭介


前にも書きましたが『文芸春秋』で一気に二作品
読破してしまいました。

こちらの『スクラップ・アンド・ビルド』は、
読み始めからなんとなく物語の中に引きこまれる感じが強かったです。

テーマ的に「介護」「高齢」などを用い、時代を反映させてるところも良いと思いました。

話の展開が意外でおもしろく、どうなっていくのか楽しみに読み進めました。

こなれた感じがさすがって印象。

おもしろかったです。

安定してこれからも書いていくんだろうな。

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『火花』 又吉直樹 [本]

芥川賞受賞作品
『火花』又吉直樹
『スクラップ・アンド・ビルド』羽田圭介

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知り合いが、両作品が掲載されている文芸春秋を貸してくれたので
一気に読破。

『火花』はピース又吉さんが、こんなに文学的な作品を書けるってことにびっくりでした。

私が講評なんかするのは100年早いんですけど、
中には高度な言い回しや複雑な語彙、表現がみられ、
ハイレベルな作品でした。

物語は「僕」が語る形ですすめられますが、
この「僕」は、なんとなくやさしくゆるさが感じられ、
これがピース又吉さんの持つ優しさなのかな、と思いました。

内容は、漫才コンビを組んでいる「僕」の話です。

もちろん要所要所に経験からくるエッセンスは加えてあるのでしょうが、
あんまりご本人とは関係もないのでしょうか?

これはこれですばらしい作品だったと思いますが、
今後、書き続けてどんな感じの作品が出てくるのか楽しみです。

しかし、「先輩」のラスト付近でのあの変貌は
どう思いつくのでしょうか…。

笑えない悲しさが衝撃的。


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『フランス人は10着しか服を持たない』ジェニファー・L・スコット [本]

『フランス人は10着しか服を持たない』ジェニファー・L・スコット
                        神崎朗子 訳

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憧れのパリ

日本人とはまるで違うタイプのフランス人

強くて素敵なフランス人のように
ひとりの人間として自律したい

そんな思いからこの本を読みました。

作者が大学時代の半年間、パリに交換留学を体験した時の話。

ホームステイさせてもらったマダム・シックの家での体験から学んだことが
色々書いてあります。

毎日の日常をどのように極上に暮らすか、
些細なことをどのように楽しむか。

自分の心がけ次第で平凡に過ぎるだろう毎日が
とても素敵でかけがえのない積み重ねになっていく。

そのスタイルのひとつとして洋服を厳選して持つ
という話がでてきます。

食べることを楽しむ、いつも良いものを身に着ける、と
とても普通のこと、でも、奥が深く、おざなりになりそうなことへの
警鐘でもあります。

忙しい毎日、お花に水をあげるためちょっと外に出る、
早く起きて熱いお茶を入れて飲むなど、
私も日々を楽しむよう心がけています。

共感することが多く、背を押されることもあった一冊でした。

たまにこういう本を読むと上がるんだよね~↑↑↑↑↑

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