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『舟を編む』 三浦しをん [本]

『舟を編む』三浦しをん

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タイトルが好きでした。

お話は辞書を編纂する主人公と、そのまわりの人々のこと。

主人公〈馬締〉さんは名の通り真面目な人。
そしてそのまわりの人々もよく描かれています。

静かに流れる時間を読んでいるような、
穏やかで幸せな雰囲気をもったお話でした。

とても豊かな気持ちになりました。

映画の方も見たいな、
宮崎葵も、松田龍平もいい。



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『存在の耐られない軽さ』ミラン・クンデラ [本]



存在の耐えられない軽さ』ミラン・クンデラ、読んだ。

でも、読めてないかも!

難しかったです。

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クンデラはチェコの出身で、音楽大学卒業という、
なんか異色な作家です。

『プラハの春』、ロシアの圧政を時代背景としたこのお話なもので、
世界史に弱い私には、かなり難しい話だったと思います。

その上、哲学です、ベースには。

そもそも何故この本をチョイスしたかと申しますと、
先日読みました『わりなき恋』に、この本が登場したから
という流れでして、その時代を生きた人と私とでは、
完全に知識と温度の差があったのでした。

ただ、かなり疎いその東ヨーロッパの歴史も、
こうして少し触れただけで、私の人生に入り込んでくる、
興味が湧いてくる、その感触が心地よかったです。

もう少し、このあたりの時代と地域の勉強をして、
もう一度読みたい本です。

きっともっと読み取るものが多くあるはず。

クンデラは現在パリに住んでいる様です。

私もフランスに住みたい。

ま、単に長いバカンスや食べ物がめあてなんだけどね。



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『わりなき恋』岸恵子 [本]


『わりなき恋』岸恵子 読みました。

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70歳を迎えた女性と、家庭のある年下の男性との恋のお話。


フランス人と結婚してパリに移り住み、なんだかとても色んな経験を越えて

たくましく魅力的に歳を重ねた岸恵子さんの、

たぶん一部に触れながら読んでいる感じのする小説。

私は本が大好きだけど、最近辛い時、苦しいときに

恋愛小説をチョイスしています。

現実逃避です、まったくの。

かなり入れ込んで読んで、あっという間に読み終わる…

読んでいる間、通勤電車の中がほとんどだけど

その間は現実から離れ、その小説の中にどっぷりと浸り、

登場人物のこころと同期するひとときがたまらなく心地いい。


いつか私もわりなき恋に、身を焦がしてみたいようなね。


タグ: 恋愛 岸恵子
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