『リバース』湊かなえ [本]
『リバース』 湊かなえ
実は…『鹿の王』のあとのこれ。
壮大なファンタジーのすぐあとに、日本の大学卒業間もない若者の日常から始まったミステリーを読んでしまい、なんとなくつまらない感を訴えつつの読み始めでした。
構成が時系列ではなく、回想に入ったり、戻ったりと、うまく行き来しています。
ストーリーはまぁ思った通りの展開だったのですが、最後の最後でものすごい落とし穴があります。
これはちょっと~後味が一気に悪くなりました。
なるほど、そこへ持って行ってたのですね、と思わされます。
それが‘リバース’なわけでした。
湊かなえ、他にも作品を読んだ気がしてましたが、
知ってる題名がないから、読んでないのかなぁ??
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les temps heureux
初の畑仕事 [日々のこと]
週末、近所の畑で、野菜の苗の植え付けのお手伝いをさせてもらいました。
うれしいなぁ、夏野菜の植え付けです。
ジョイフルホンダに苗の買い出し
オクラやモロヘイヤは5月の連休頃からだということで、まだ出ていませんでした。
夜に冷え込んだら、寒さにやられちゃうんだって。
プチトマトも二種類。
コンニャクイモも3つばかり試しに植えました。
これを3年かけて大きくしてこんにゃくを作るのです!
道は挟んだあちら側にも、借りた畑で菜園作りを楽しむ人々…。
土をいじるのはホントに楽しいです。
そして植えた植物が成長するのが、これから楽しみです。
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les temps heureux
越中富山 反魂旦 [今日のおやつ]
越中富山 反魂旦
≪越中富山の有名な薬「反魂丹」の名にあやかって「反魂旦」と名付けられたこの菓子は、小麦粉、砂糖、バター、卵、ココア、蜂蜜、白小豆等に滋養原料を配合したもので、薬玉を模した形もユニーク。≫
きときと富山の直送便https://www.ikiiki-toyama.co.jp/products/detail.php?product_id=23より引用
そんな感じかなあって思ってました!薬玉
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『鹿の王』 上・下 [本]
『鹿の王』
上・生き残った者
下・還って行く者
上橋菜穂子
久しぶりに大作を読んだ気がします。
初めは物語の設定の中になかなか入って行けず進みませんでした。
なぜなら、まず、名前がわかりずらい、似ている?
そして、国の位置的なイメージが湧かない。
想像力不足でしょうか、だいたい方向音痴なんです私は。
でも、入ってしまえばこちらのものです!
人の生死、病気、家族、祖国、そんなキーワードの中で書かれた物語です。
作者は3つのテーマからこの物語が生まれたと、あとがきに記しています。
1.人は自分の身体の内側で何が起きているかを知ることができない
2.人(あるいは生物)の身体は、細菌やらウィルスやらが、日々共生したり葛藤したりしている場所である
3.それって、社会にも似てるなぁ
※あとがきより引用
登場する色んな部族の思いや葛藤が、いつまでも心の中で共振し私の胸を締め付けます。
物語ラスト、読者に想像の余地を残してあるのですが、
これが私にはさらに先に広がる世界を見せて、作者にあっさりとおいて行かれてしまったような、
そんな感覚を覚えました。
とにかく読んでる間、素敵な体験をさせていただきました。
国際アンデルセン賞作家賞を受賞したというのも頷けます。
この本も図書館で借りたのですが、約200人待ちしたあげく
上下本が一気に手元にやってきたという、なんとも慌ただしい時間での読破。
急いで上巻を返却したので写真すら撮り忘れました、トホホ。
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